当サイトは「一般社団法人福島県建築大工業協会」が、運営するふくしまの大工さんのサイトです。
日本伝統の在来軸組工法にこだわり、県産木材を使用した人と地球にやさしい家づくりをすすめています。
福島県建築大工業協会が主催し、福島県をはじめ福島民報社、福島建設工業新聞社、東北電力福島支店の後援で、伝統的な木造建築の技術を顕彰する福島県建築匠賞コンクールも今回で15回目を迎えました。
2年に一度の今回のコンクールには県内から9作品の応募がありました。いずれも地域の環境や景観に調和しながら、伝統的な建築技法、技術などを駆使して建築された建造物です。それらの中から匠賞大賞(福島民報社賞)には、様々な樹種をふんだんに使い、柱の梁を積極的に露出させ、和風建築の良さを全面に打ち出した、柳沼工匠施工の須賀川市の小林秀巨邸が選ばれました。また、匠賞準賞(福島建設工業新聞社賞)には、現代建築と和風建築がエキゾチックにマッチし、和風建築の新しい世界を切り拓いた建築として、斉藤工匠店施工の二本松市の野地京子邸が選ばれました。
入賞者には5月27日新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、協会事務所にて規模を縮小して表彰式が執り行われ、施主に賞状と工務店には楯と賞状がそれぞれ贈られました。
なお、大賞・準賞以外の受賞建造物は次の通りです。
△優秀賞=建築工房あかま(伊達市)・石井祐聖邸 △健康住宅賞=塩田建設(白河市)・小針多津美邸 △健康住宅賞=宗形工務店(三春町)・近藤政夫邸 △リフォーム賞=柳沼工匠(郡山市)・柳沼正信邸 △省エネ賞(東北電力福島支店賞)=スマイルホーム(二本松市)・國分喜実夫邸
<審査委員会>
△委員長=速水 清孝(日本大学工学部建築学科教授)
△委 員=川音 真悦(県土木部建築指導課課長)
佐々木孝男(県建築設計協同組合専務理事)
菅野 四郎(県建築大工業協会相談役)
三浦 藤夫(県建築大工業協会顧問)