一般社団法人 福島県建築大工業協会とは

技能検定「建築大工」の有資格者を会員として昭和47年創設の「福島県建築大工業組合連合会」が前身となり、平成７年にこれを発展的に解消し現在の協会を設立しました。

一貫して日本の伝統である在来木造工法にこだわり、「木の家」「匠の技」「百年住宅」をスローガンに県民から根強い人気のある木の家造りに努めてきました。

伝統的な建築技法・技術などを駆使して建築された木造建築物を顕彰することで、会員の技術の向上や魅力ある街づくりに貢献することを目的とした建築匠賞コンクールを制定して31年になります。

これまで、在来木造工法のＰＲビデオ制作、木造耐震マニュアルの作成、会報発行、木材フェアでの上棟式再現、各種資格取得のための講習会開催、地場産材による展示住宅の設置、歴史的建造物復元の講演会開催などの事業活動を通じて、軸組在来木造住宅の素晴らしさを県民にアピールして参りました。

また、東日本大震災においては木造の応急仮設住宅実現に尽力し、組織を挙げて対応、「福島方式」として実現の一翼を担ったこともあります。

現在、県内8支部73会員が福島県民の建築文化の向上に資することを目的に、事業活動を展開しております。

ふくしま木の家ネットとは

ふくしま木の家ネットは、地域の大工・工務店とともに、日本の伝統工法や地域産材の活用による、「安心」「安全」を基本としたつくり手の顔が良く見える良質な住まいの提供に取り組み、確かな「手刻み」技術を確実に未来へ伝えていくことを目指している福島県建築大工業協会のホームページです。